雪山こもり8年スノーボード大好き女子の夏の仕事【ゲストハウス】

仕事・リゾートバイト
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スノーボードが趣味!夏はみっちり働いて冬は滑りまくるぞ!という生活を8年継続中。

冬にめいいっぱい遊ぶため、こう見えて夏は結構しっかり働いています。(どう見えて?笑)

冬のリゾバのお仕事については以前書かせていただいたのですが、Twitterからリクエストをいただきまして、いくつか今まで経験したお仕事について書いていきたいと思います。

ちゃんぴー
ちゃんぴー

メッセージなど本当に励みになります!いつもありがとうございます!

そんな中でも宿泊の仕事は夏も冬も経験があります。

高級ホテルから民泊までたくさん業種がありますが、有名リゾートホテル・スパメインの宿泊所・ペンション・ゲストハウスと、実は私経験豊富だったりしまして、今回はゲストハウスについて書きました!

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ゲストハウスの仕事

民泊法とか色々あるので形態は様々なんですが、私が働いたゲストハウスは古民家をリノベーションして作った一軒家のゲストハウス。

食事提供なしの素泊まりのみだけど、キッチンには冷蔵庫や電子レンジなど料理するのに必要なものは揃えてあるので共有でご自由にどうぞ、という感じ。

シャワールームやトイレ、洗面台なども共有。ゲスト用寝室の他、リビングスペースでみんなで料理したりカードゲームしたり読書したりリラックスして過ごしてもらってました。

ある日の1日の流れ

 5:00〜
 7:00
起床ゲストさんの動きだし次第で起床。勤務開始は9時からだけどお見送りできるときはする。無人でもチェックアウト可能だけど荷物預かりなどの関係で状況次第。庭掃除、ゴミ出しなども。
  9:00勤務開始①予約確認・予約管理。時差の関係で夜中にくるメールが多いため、その返信など。
②チェックアウトや旅の相談に乗ったり。ゲストと朝食を一緒に取ったりもする。
10:00チェックアウト終了10:00になっても出てこないゲストに声かけにまわる。結構いる。追加料金を取る場合もある。
10:15予約確認当日予約が増えたりするのでこまめにチェック。
10:30掃除開始当日の入室状況を把握してから掃除開始。いかに早く綺麗に終わらせるか毎日戦い。
12:00お昼ご飯予約確認しながらお昼。キッチンで作ったりできる。
13:00掃除再開午前中で掃除が終わればゆっくりしたり買い出しに行ったり。
14:00予約管理空きがある日は当日予約を常にチェックしつつ翌日の予約管理。
15:00チェックイン開始ひたすら待つ。翌日の予約管理。事務作業。
18:00 (日勤だけの時は夜勤担当に任せて18:00で帰る。)
20:00チェックイン終了レジ締め、事務作業して業務終了。事前連絡があればレイトチェックインも対応。
翌朝まで自由時間ゲストと交流したり読書したり緊急以外は基本自由にしてます。ただし外出はできない。

場所

東京から3時間ほど、関東甲信越エリアの有名観光地。羽田・成田から発着のお客様がスタートかゴールどちらかでだいたい立ち寄ってくれる自然豊かなエリアで主に春・夏・秋に賑わうところです。

冬はどちらかと言えば閑散期なので、大きな声では言えませんが雪山こもりで離脱する私にはちょうど良かったです。

拘束時間・お給料

宿泊業は、拘束時間が長い。

基本的に宿泊ってゲストを24時間入れ替えしながらずっと抱えることになりますので、予約0ですって日以外は終わりがないんです。

大手で人員が足りてるところならまだしも、小さなゲストハウスでは割と長時間拘束は覚悟した方がいいかもしれません。

ただ悪いことばかりじゃなくて、大してやることがなくても「待つ」ことや「いる」こと(留守番)が仕事だったりしますので、私がいたところではおかし食べながらテレビ見てるだけでも留守番さえしていれば一応勤務中。(基本的には予約管理とかしてますが)

夜は交代で泊まり込みになるので、日勤の日も合わせて平均すると日給は12,000円前後でした。

夜の仕事は大して無いので夜勤手当がすごくいいわけでは無いのですが、拘束時間がとにかく長いのでまぁまぁのお給料になりますね。

仕事内容

ゲストハウスの仕事は思ってる以上に掃除、掃除、掃除

チェックイン・アウトは比較的作業が簡素化されてるのでなんちゃないのですが、掃除待つことが仕事って感じですね。

私がいたところは外国人が多いエリアで、宿泊の99%は海外からのゲストでした。毎日英語での対応になりますが、必要な単語さえ覚えてしまえば難しいことはそんなにないです。

ただ、予約に関してメッセージのやり取りやキャンセルの電話など、対応することは山ほどあります。英語に苦手意識がなければPCで英文を調べて返信できたりしますが電話は苦労してるスタッフ多かったです。

まぁでも、英語は「ハロー」しか喋れないスタッフでもなんとかやれてましたよ!

\この本は暇さえあれば読んでました。/
実用的な例文が多く読んでいて飽きない!

宿に直接予約が入ることは滅多になく基本は予約サイトから。

ゲストとどうしても連絡を取らなきゃいけなくて言葉がうまく通じない時は予約サイトの担当者がやり取りしてくれましたので、致命的なトラブルは起きなかったです。

ゲストがみんなチェックインしてしまえば、チェックアウトまでは何か問題がある時に対応するのと施錠くらいなので、ゲストとご飯作ったりトランプしたり楽しい夜を過ごしました。

やるべきことをやればあとはゆっくり過ごせる、そんな仕事かなって思います。忙しい日とそうでない日の差がすごくありますけどね!

やって良かったこと・大変だったこと

良かったこと

いろんな国籍のいろんな年代の方が集まって、人生の勉強になったし大きく価値観の変わる夜もあったことですね。

みんな帰るときに「次は私の国(家に泊まり)に来てね!」とか言ってくれて世界中に家族ができたみたいでワクワクしました。

あと一番多かったのが各地のチョコレートなどお菓子をもらうこと。

チップ制でない日本で何かお礼がしたいときに、あげられるよう持ってきたんだ」ってみんな持ってきてるんですね、あれは嬉しかったなぁ。

食いしん坊な意味じゃなくて、心を込めてありがとうを伝えるのって簡単なことでいいんだなって思えたのです。それからは私も旅行に行くときに日本のお菓子をバッグに入れて行くようになりました。

大変だったこと

滅多にないですが、大変というか辛かったことは、自分の英語力の問題もありますがゲストの勘違いを解けなかったこと。パートナーが予約した安宿に不満を持ったまま来てるので、何事にも対応が難しかったです。

あとはノーショー(無断キャンセル)がとっても多いこと。キャンセル料をきちんとした条件のもとでも取ることが進めにくい。

予約サイトの担当者にも日本人はキャンセル料もっとちゃんと取ったほうがいいと、海外ならいかなる理由でもノーショーの時点でバツっと請求することが当たり前だと、当日キャンセルも自己都合ならしっかり取ってくださいと、そう言われましても取りにくいのが現実でした。

だって、来ないなーと待ってたら夜の7時に「今北海道にいて到着しないかもしれないどうしよう」とか電話きたりする。本州にいないんかい、と。海外の方は距離の認識が違いますよね(笑)「東京から3時間なら間に合うと思ったんだけど」みたいな。

もちろんキャンセル料払う前提で連絡くれる方もいますので、ケースバイケースですが悪質な場合でも取れないこともあり、難しかったです。

忘れ物・落し物を探す手伝いとか、次の宿に荷物を送って欲しいとか、面白いくらいトラブルを手土産にチェックインに来る方が多くて、大変だったけどそれはそれで楽しかったです。

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まとめ

できないことはできないと言える勇気も必要だし、なんとか良い旅にしてあげたい気持ちも大事です。特に文化が違うので「当たり前」とか「普通」とか考えちゃいけないなって思いながら仕事してました。

日本にいながら留学しているような毎日で、自然と英語も上達しましたよ。あとはどんな文化でも清潔さは大事なので、掃除は本当にかなり頑張りました。



いろんな価値観を見つけて自分の人生の糧にして行く、面白い仕事だと思います。いつか自分で開業してみるのも面白いなって思わせてくれるいい経験になりました。

また、合う合わないがある仕事だと思います。最初私には向いてない仕事だと思ってたけど、やってみたらすごくしっくりきて。やってみないとわからないもんだなと思いました。

なので掃除するのに抵抗がなく、ちょっとでもやってみたいと思ってる方なら断然、やってみることをオススメします!英語はなんとかなるもんなので是非飛び込んでみてください!

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