反復性肩関節脱臼を治したい!30代女子スノーボーダー入院〜手術まで

脱臼
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スノーボードが趣味の30代女子、反復性肩関節脱臼いわゆる脱臼ぐせを治すべく、利き手である右肩の手術を受けました。現在もリハビリしながら、ここまでの道のりをゆるーく細かく(笑)書いていきますので、同じような状況の方の参考になれば幸いです!

ちゃんぴー
ちゃんぴー

今回はどんな手術なのか、手術当日の過ごし方などを書いていきます!

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どんな手術なの?

まず私の右肩は、繰り返した脱臼により、関節の間にあるクッションの役割をする部位が損傷してゆるくなってしまったり、それを支える筋が伸びてしまっている状態で、そのためにさらに脱臼しやすくなっている状態です。

手術内容

病名「右反復性肩関節脱臼」
術式「鏡視下関節唇形成術」

関節のクッションの役割をする袋の周辺にアンカーという糸がついた杭のようなものを打ち込み、糸(抜糸の必要のない)で締め上げ、きつくする事で再脱臼を防ぐというもの。

脱臼の治療としてはよく知られた術式で、全身麻酔と部分的にブロック注射麻酔をしての手術です。

また、内視鏡を使っての手術なので傷跡は3箇所に1〜2㎝の小さな傷が残る程度ですみます。

傷口は数針縫うので10日前後で抜糸されます。肩をメスで開いて行う手術と違い、損傷する必要のない部位を切らずに済むので、動きの制限も抑えられ回復も早いとの説明を受けました。

手術予定

手術を含む入院

1〜2週間前後(ほとんどの方は術後4日〜1週間ほどで退院するそうですが、私の予定表では20日後に退院予定と書いてありました。)

リハビリ通院

2週間に1回ほど(入院中は毎日。小さな動きを手術翌日から開始)。術後1年間を予定し、状況に応じて内容を変更していく。

装具による固定

1ヶ月前後(車の運転不可・安静期間)
寝る時は無意識に動かす危険性があるので経過次第で2〜3ヶ月固定予定。

デスクワークなど軽作業

1ヶ月後から。重いものは持てない。

日常生活に支障のない復帰

3ヶ月後から。軽い運動も可能になる。

スポーツ復帰、重作業

6ヶ月後から。肩に体重を乗せるような腕立て伏せ等の負荷も耐えられるようになる。

ごく一般的な予定です。私の場合「6ヶ月後にスノーボード復帰」を目標にリハビリなども計画していきます。

入院までの通院

当時まだスノーシーズンアウトしていなく雪山にこもっていた私は、通院のために2時間半かけて移動していましたので出来るだけ通院回数を少なく、と先生と話して予定をたてました。

レントゲンMRの撮影はもちろん、手術入院のための血液検査や尿検査などいくつも検査を受けたり、その結果を受けて再度手術内容などの説明、入院生活についての説明を詳しく受けるのにほぼ丸1日…また、全身麻酔での手術になるので麻酔科の診察も必要。問診程度でしたので診察自体はすぐに終わりましたが、手術が決まってから入院までに2回ほど、外来通院が必要でした。

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入院

手術2日前に入院

10:30 入院手続きをして病室へ
事前に書いてくるよう言われていた必要書類を提出。限度額適用認定証もこの時提出し、確認後に返却されました。

「限度額適用認定証」について知りたい方はこちら⬇︎

12:00 血圧測定など簡単な検査
病室にて看護師さんから諸々の確認や説明を受ける。PCの持ち込み申請をしていたので担当の方が機種名などを確認しにくる。

12:30 病院食を食べる

13:00 一時帰宅の許可がおりる
帰宅できると知らなかったので急いで迎えを手配。

手術前日

17:00 病院に戻る
看護師さんが来て検温や体調の確認などする。

18:00 病院食を食べる

19:30 お風呂(シャワー)タイム
入院中は毎日は入れない。この日は手術前日なので入れた。

21:00 手術のため絶食
手術のためこの時間以降食事は禁止になる。私は普段から便秘気味なので翌朝出るように便秘薬を飲ませてもらう。

22:00 消灯、就寝
緊張していたけど、わりとぐっすり寝れた。

03:00 手術のため絶飲食
この時間以降水を飲むのも禁止。生きていけるのか不安になる。(大げさ)

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手術当日 (絶飲食)

06:00 起床、検温(36.4度)
絶飲食のためやることがない。前日にシャワーも入ったから拭いてもらう事もないし、とにかく何にもやることがなく散歩とかしてみる。

07:00 寝る
やる事なくて緊張しちゃって。もう寝る以外無理だった。

09:30 快便
薬のおかげ。お腹の中に何もない状態になる。

10:00 寝る
緊張増す。もう起きていたくない。

11:00 点滴開始
絶飲食中なので命の点滴。(大げさ)

15:15 手術室へ移動
前の手術が早く終わったため、繰上げで私の手術開始も早まり心の準備できず…家族に見守られながら手術室へ。

⚠️注意
前開きのパジャマを着る
下着はパンツ以外脱ぐ
血栓防止の為のストッキング(鬼キツイ)を
着用
メガネ・コンタクトなど身の回り品全て
はずす
お化粧禁止
ネイル装飾やまつ毛エクステもだめ🙅

いよいよ手術の時!

手術室へ自分の足で歩いて移動(これがまた緊張!)。手術台に乗せられ、ガラガラとさらに奥へ移動されます。

定位置に着くと主治医の先生や看護師さんがこれはあっちそれはこっちとバタバタ準備をしていて、てっきり準備できたところへ通されると思っていたのでちょっと不安になります…

すぐに麻酔科の先生2.3人に囲まれました。
かしこまった感じで挨拶があると想像してたんですが

「これより〇〇さんの…」みたいな、こーゆーの

 

全然そんなことはなく(ドラマの見過ぎ)

医師「麻酔科医の〇〇です。これから麻酔をしていきますねー点滴を入れる時少し痛いかもしれませんよー」

即効で麻酔でした、たぶんここまで3分くらい。え!もう?!みたいな感じで始まりました。

すぐに、「確かに点滴の手痛いなー」「なんかお酒飲みすぎてヤバい時みたいな感じだなぁー」と思って・・・(数秒間)

から

看護師「〇〇(私)さん、聞こえますかー?」

まで

マジ一瞬!!!終了してた。
朦朧としながら目を開けた瞬間

看護師「管抜きますねー」

全身麻酔のため口から管を入れて呼吸をしていたのですが、それをスッと抜かれて何が何だかわからないけどとにかくオエッて思ったのだけは覚えてます。

全身麻酔は始まったら一瞬だよって聞いてはいたけど本当に一瞬!パンッ👏て感じ!

手術後意識が戻ると地獄が待っていた

ここからが地獄でした…とにかく気持ち悪い、吐けない(食べてないから)、頭がぐるぐるする

全身麻酔+ブロック注射で麻酔は効いていたので痛みは感じないけど手術をした右肩から指先までピクリとも動かない。けどなんていうか、ボワンボワンてする。なんじゃこりゃー気持ちわるーー!です。

反対の手は点滴つながってるし、気付いたら鼻から酸素送管されてるし、おしっこの管入ってるし、なんならもう、起こさないでほしかった…
不快そして不快、&違和感。

目が覚めた瞬間から、ずーっと水が欲しいって言ってた気がします。術後すぐは水も飲めないんですわ…看護師さんがガーゼを水で濡らして口の中を少し湿らせてくれました。とにかく水、水、水くれーー!って叫びたかったっす😱

そんな感じの朦朧とした状態で回復室という部屋で1時間半ほど休み、看護師さんが迎えに来てくれました。

19:30 病室に戻る

すぐに主治医(執刀医)の先生が病室にて術後説明してくれたけど何も覚えてないです。まぁ家族に説明してるので任せて朦朧としてました。気持ち悪すぎて付き添いの家族にも見られたくないので説明が終わったら早く帰ってくれって思ってました…

まとめ

ここまでが手術当日までのお話です。この全身麻酔後の気持ち悪さはやった人にしかわからないと思います。このあと麻酔が切れた後の”痛〜いタイム”がやってくるんですが、終わってみて今思い出すと痛さよりもこの気持ち悪さの方が辛かったかもって思うくらい、地獄でした。

そしてこの後も地獄が続きます。次回は手術後初めての夜をすごすところからまたお話したいと思います。

続きます!⇨反復性肩関節脱臼を治したい!30代女子スノーボーダー手術〜術後1日目

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