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雪山こもりでスノーボードしたい!住み込みでたくさん滑るための環境とは

 
この記事を書いている人 - WRITER -
ちゃんぴー
脱サラしてスノーボードのある生活を選んだ、30代独身女子。8年間雪山こもり中。人と違う生き方をするのは色々大変だけど、たくさんの経験をして今の生活が自分に合っていることを実感し、転職経験が多いのは強みだと確信している。

雪山にこもってスノーボード三昧!
今回は雪山こもり8年継続中・スノーボード中毒の私が『雪山こもり』の全てをお話しします!

良いこともあれば良くないことももちろんあります。

シーズンを無駄にしないために!よく考えて行動しましょう!

 

「雪山こもり」とは?

野沢温泉スキー場から見た温泉街

雪山こもりとは、スノーエリアに住み込みで働きながら(または夏の間にお金を貯めて冬働かずに)スキー・スノーボードをする人たちです。

実際には“雪山こもり”という言い方はあまりせず、

「今年どこの山こもるのー?」とか

「どっから来たのー?」
「あ、私たちこもりですー」

みたいな感じで単に“こもり”というワードで通じます。

 

こもりの魅力

雇用のスタイルにもよりますが、スキー場関係の仕事に就くなら、何と言ってもリフト券無料が一番のエサです。住居(寮)や食事なども用意してくれるところが多く、生活にあまりお金がかからない状態でスキー・スノーボードを楽しむことができます。

そして雪が当たり前にある環境で過ごせる。

働き方の調整次第ではとことん滑り尽くせる

好きなことのためなら仕事も頑張れるっていう生活がおくれることも、人生の中で1つの経験になると思います。

毎日のように滑れるということももちろん大切なんですが個人的には、天候の状況によって最高の日を狙えるというのが一番幸せです。やはりいくら積雪情報を調べられるとはいえ、現地で体感している「いい日」というのは別物です。めちゃくちゃ降る予報があってもその前1週間がどんな天候だったかというのもとても重要だからです。

 

こもりのパターン

こもりは大きく分けて

スキー場関係の仕事
 →リゾートバイト(派遣)

 →スキー場やテナント業者の直雇用
現地民になる
 →自分で住まい・仕事を確保
 →居候

というパターンに分けられます。

要はどこに雇われて滞在するかの違いになってきます。

どう選べばいいかというと、

滑ることに対してどれだけ自由度のある状態で滞在したいか

何にお金や時間をかけ何を優先したいか

で考えればいいと思います。

ではそれぞれを詳しく説明します。

 

スキー場関係の仕事

共通して言えること

仕事内容

職場によりますが、ほとんどが接客・サービス業です。客室清掃やレストランの洗い場など、直接お客様と接しないような仕事もありますが、基本的には観光業なのでお客様へのサービスに繋がる仕事がほとんどです。

海外からのお客様も多く、外国語が話せるスタッフへの優遇がある施設もあります。英語・中国語など話せると武器になりますね。話せなくても、勉強したい方にはとても良い機会になると思います。

スノーリゾートでいうと、

ニセコ(北海道)
白馬(長野)
野沢温泉(長野)
ガーラ湯沢(新潟)

あたりでは特に、外国語対応がかなり多いと思います。私も実際こもっていた時、1日中接客してて日本語対応1回もしてないぞ、という日もありました。

\暇さえあれば勉強!これ読んでました!/

 

環境

スノーリゾートとして有名なエリアでは、近くに飲食店やスーパーなどもあり買い出し等困ることはほぼないですが、リゾート価格で物価が若干高めです。

その他山奥にあるようなスキー場では近くにコンビニもない、買い出しは片道1時間かけて町に行く、なんてことはザラです。

後者だとお金を使うところがほとんどないので貯金しやすいです。その代わり飲みは寮飲み、滑るのも1、2箇所のスキー場と本当の意味でこもり生活になると思います。

さぁちゃん
それぞれ楽しかったので、どちらがいいかは好みになりますね!
ちゃんぴー
私はこもっていてもいろんなゲレンデに滑りに行きたい派なので移動のしやすさで場所を選んでいるよ!

 

リゾートバイト

始めやすさ ★★★★★
滑れる度  ★★★☆☆※滑れる職種の選択肢少なめ
稼げる度  ★★★★☆

“リゾバ”とかよく言いますね。要は観光地に特化した派遣です。

スキー場や隣接するホテルなどで働きながらその施設を利用できるところがほとんどで、寮に入ってみんなでワイワイ、休みの日には滑ったり温泉などみんなでお出かけしたり出会いもたくさん♪

個人的には一番始めやすいと思います。求人検索もしやすいし、面接とか履歴書とかそんなカッチリしなくてもスタートできるところが多いです。(だから変な人も多いと言われるとデメリットにはなってしまいますが)

ちゃんぴー
私もスタートはリゾバから!
派遣先が決まれば交通費支給、食事付きの寮だったので、素晴らしすぎてなんでみんなやらないんだろう?ってギモンでした
😂

 

 

待遇

リゾバは「生活費0円」を売りにしているところが多いです。かかっても少額のところがほとんど。

  • 寮完備
    個室から相部屋まで色々。ほとんどの施設は利用料・光熱費ともに無料。

  • 食事完備
    3食無料のところも多い。有料でも1食300円前後くらい。

  • 勤務先の一部施設を無料や格安で利用可
    スキー場リフト券やレンタル無料、温泉無料など。

経験上一番高くかかったところで、全部込みで3万円/月くらいです。好待遇だったところだと、寮はリゾートホテルの客室、プールやジムなど無料で施設利用可、など。

しかしこれも真面目に働いてこその待遇です。たとえば寝坊遅刻があまりに多いとペナルティで施設を使えなくなるなど、悪質なルール違反により契約終了になる人も何人も見てきました。

ちゃんぴー
スキー場での1番のペナルティは「滑走禁止」

 

交通費に関しては「期間満了で全額支給、○万円支給」などの案件が多いかと思いますが、過失により期間満了せずに契約が終了すると赴任費など交通費の支給がなくなる場合もかなり見受けます。

個人的には自業自得だと厳しい目で見ていますが、比較的始めやすいリゾートバイトというジャンル柄、いろんな人がいるんだと広い心を持ち、自分自身も流されない、ブレなさも大事になります。

お給料

時給制が多く1,000円前後。同じ派遣先でも派遣会社によって時給が違う、同じ派遣会社でも経験によって時給が違う、など、他のスタッフさんと時給が違うってのはよくあります。

季節雇用や短期間の期間雇用という扱いでなく通年でその派遣会社でのお仕事をしていたり、それぞれの会社での規定月数以上雇用の場合、社会保険に加入することができます。

一昔前まではリゾバで社会保険に入れるのは稀でしたが、会社によって雇用の扱いが違うため規定に差はあるものの、基本的には法律に則って加入できるところがほとんどになりました。

さぁちゃん
働く環境は自分で作ろう!
経験を積めば派遣の担当者さんが派遣先に時給交渉してくれたりもするので、コツコツ頑張りましょう!

 

スキー場やテナント業者の直雇用

始めやすさ ★★★★☆
滑れる度  ★★★★☆※職種次第
稼げる度  ★★★☆☆

スキー場やスキー・スノーボードスクールなどテナントの直接雇用。

派遣を通さずに企業と直接契約しますので、バイトといえど履歴書や面接など一般的な就業への流れは一通り自分で手配します。その分リゾバよりお手軽さは減りますが、すごく堅苦しい面接をするような業種ではないので、接客業をする上での基本的な心構えがあればそんなに難しいことはないかと思います。

仕事としても滑れるパトロールやスクールインストラクターなど専門職種を考えている場合、リゾバよりは直で探した方が求人が豊富です。

 

待遇

リフト券に関しては派遣と一緒で無料で貸し出ししてくれるところがほとんどです。

スキー場の雇用だと寮費・食費は派遣と違って数百円/日くらいかかる場合が多いです。

テナントだとスキー場の寮を借りて住まいの確保をしてくれたり、近くのアパート寮で共同生活などもあります。こちらも無料のところがほとんどですが、その場合食費などは自己負担になる場合が多いです。

 

お給料

こちらも時給制が多く1,000円前後。ただし一般的な求人と同じように、派遣より時給が安くなるところも少なくないです。リゾバではあまり見かけない専門職の求人などは時給が良い場合もあります。

また、基本的に季節雇用・短期間雇用になるので、社会保険に入れるところは稀だと思います。

POINT
総じて派遣より待遇は劣る場合が多いですが、たとえば雪不足でスキー場が早期閉鎖になる場合などは、状況や企業にもよりますが派遣の方が先に契約終了になる場合が多いです。(雪不足の年に実際私がいたスキー場でも、派遣の方が先に契約終了となりました)
さぁちゃん
スキー場・企業にとっては派遣会社を通さない直雇用の方が身内に近いという感じだね。
ちゃんぴー
派遣通さない分時給あげてくれてもいいのになっていつも思うのよね😂

 

毎年行っているといろんなところで繋がりも出来るし、来年も行きたいと考えるような場所ならば派遣よりも直雇用の方が確実に雇ってもらえる率は高くなると思います。(企業としても、派遣よりコストがかからないので)

条件・待遇は派遣の方がいい場合もある、長く続ければ交渉次第で良くなるかも?

長期的な目で見て、派遣より深く関われる可能性が高い

という部分を加味して検討してみるといいかなと思います。

 

現地民になる

始めやすさ ★★☆☆☆
滑れる度  ★★★★★
稼げる度  ★★★☆☆※職種次第

・現地にアパートを借りるなど住まいを確保してスキー場または休みのとりやすい仕事について滑り倒す

・ペンションなどに住み込みで忙しい時だけ手伝う居候

かなり少数派ですが、一番自由がきくこもり方です。リゾートマンションを買ったり家をシェアしている人もいます。リゾバ派遣よりは出費がありますがその分、より自由度が高いので思いっきり滑れます。

例えば
雇い先のスキー場がクローズして契約終了したら、リゾバ派遣は規定日数以内に寮を出なきゃいけないけど、自分でアパート等を借りていれば、そのエリアでまだオープンしているスキー場に滑りに行くことも働き口を変えることもできるから誰よりもシーズンを長く過ごせるよ!

仕事の探し方は直雇用と一緒で、自分で探すことになります。

住まいに関しては “住み込み可”  “社宅・寮付き” の案件を探すか、自分でアパートを契約するかになると思います。

 

パターンA 1番自由度が高い生活

スキー場近くのアパートを自分で短期契約

 

居酒屋など夜働けるところでバイト

 

メインで滑りたいスキー場のシーズンパスを購入(スノーエリアの居酒屋などではパスの代金を少し補助してくれるところもあるので求人情報をよく読んでみよう!)

✅夕方・夜からの仕事を選べば朝〜昼過ぎの雪の良い時に滑れる

✅夜22時以降は基本的には法定時給UPなので短時間でもそこそこ稼げる

✅住居費やチケット代など生活費の負担は大きめ(固定費の負担を減らすため一人より数人で広めの家を借りることをオススメします)

 

パターンB 「お給料<滑る」

スキー場近くのペンションで居候

 

居候なので給料は基本出ない代わりに、忙しい時は手伝う(手当がもらえるところもある)

 

シーズンパスを支給してくれるところも多い(または自分で購入)

✅暇な時は全く働かず毎日滑っていられる

✅お金はいらない、タダで住めるだけでいいという人にオススメ

✅ゲスト対応のある朝晩が割と忙しいので繁忙期は昼前後数時間しか滑れない時もある

✅給料は0円〜もらえても月に数万円とかでもいいのなら居候、そこそこ欲しいのなら居候でなく住み込みバイトを探すべき

 

パターンC  現地民・ローカルの生活

スキー場近くのアパートを自分で契約して移住

 

そのエリアの長期雇用の仕事に就く(普通に働く)

 

メインで滑りたいスキー場のシーズンパス、その他チケットを購入

✅安定した収入が見込め、世間体もそんなに気にしなくて済む

✅基本は仕事が休みの日にしか滑れないが、現地に住んでいれば仕事終わりにナイターに行く選択肢もあるので滑ろうと思えば毎日滑れる

✅スノースポーツのあるライフスタイルをおくっていきたいと考えている人にオススメ

✅同じような業種で比較しても街中にある企業より給料が良くない場合もある

⚠️注意
バイト・パートで働く場合、冬は賑わうスノーエリアも夏は閑散としているところが多いため、夏の給料はガクッと下がるところが多いです。(例:冬時給1,000円→夏時給850円など)
契約内容はよく考えましょう!

移住して冬は雪山・夏は農業など、冬に活動しやすい環境を作った生き方を選んでいる人も少なくないです。夏冬で住居を移すよりも安定して生活することができるし、住民票を移すと町民割でエリアパスを買えたりするのも魅力です!

また、夏の間も現地で暮らして積極的に山歩きをすると、地形に馴染んだり川の位置を把握したり、バックカントリーをするための情報も把握しやすいです。単発の撮影をするためのロケハンもしやすく、冬の遊び方をイメージしやすいのもメリットと言えます!

 

どうやって決めればいいか?

「手軽に始められてみんなでわいわいしたい」
「リフト券支給で週に1、2日滑れればいい」
「お金のイメージ:生活費ほぼ0円、給料18万円前後」
 ➡️リゾートバイト

「これから何年も同じスキー場で働きたい」
「専門的な職種を探している」
「お金のイメージ:生活費0〜3万円、給料18万円前後」
 ➡️直雇用

「給料は少額でいいからとにかく滑りたい」
「住まいの確保だけでも十分」
「お金のイメージ:生活費0〜3万円、給料3万円前後+リフト券代」
 ➡️居候

「滑る予定を優先させたい」
「雪国で生きていくことを考えている」
「お金のイメージ:生活費6万円前後、給料は職種次第+リフト券代」
 ➡️現地民として生活する

 

もちろんはじめて雪山こもりをする段階では先々をイメージするのは難しいかと思いますので、最初はリゾバからはじめて人とのつながりを作ってから移住を考えるのもアリだと思います!現に今の私がそんな感じです!

 

まとめ

ちゃんぴー
具体的にどのくらいの頻度で滑りたいか、お金はどのくらい必要なのか、いろいろ選択肢があるね!
さぁちゃん
まだまだ日本では「何やってんだ」って見られがちだけど、自分の好きなことのために仕事や生活を頑張れるって、本当に素敵なことだと思う😌

 

実は、こもりでもガチ勢ワイワイしたいだけ勢に分かれます。

ガチ勢に「毎年リゾバ行ってていいよね〜」とか軽く言うと「真面目にスキー/スノーボードやってんだけど!」と反感を買う場合があるので気をつけましょう。

リゾバってどうしてもワイワイ出会いを求めて〜みたいなイメージ強いですからね。それが悪いわけではなくて、こもる側もメリットだけでなく、仕事とか世間の目とかデメリット覚悟でこもってるっていうのを理解していただければと思います。

 

 

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ちゃんぴー
脱サラしてスノーボードのある生活を選んだ、30代独身女子。8年間雪山こもり中。人と違う生き方をするのは色々大変だけど、たくさんの経験をして今の生活が自分に合っていることを実感し、転職経験が多いのは強みだと確信している。







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